【パヤナーク戦記5】マリリンの美貌+アインシュタインの頭脳+バオバオの能力

 

今日のストーリー
rmac8oppo / Pixabay
博士の研究室が激しく揺れた。地震だ、大地震だ。 バオバオが目をひらいている。 ”みんな逃げるんだ、ここから離れよう。ホーたのんだぞ。” アインシュタイン博士は叫んだ。 ホーはまた白い粉をみんなに吹きかけた。 私はまた気を失い、目をさますと大きな川のほとりにいた。 ”ここなら安全、あの島はバオバオが目を覚ますとともに、火山が大噴火したよ” 声のする方向を向くと、マリリンがいた。 ”え、火山の大噴火って・・・。” ”そうじゃ、わしの研究所もあとかたもなくなってしまった。” ”島そのものがなくなったんだよ” マリリンを見ると、若い少女だった。 17歳前後かな。 ”そんな馬鹿な。” 私はスマートウォッチでAIアシスタントのユミにきいてみた。 ”島がなくなってほんとなのかい。” ”はい、Yahooニュースによると、昨日午後18:00に北センチネル島 は火山の噴火で島が海に沈んでしまったそうです。” さらに私はこの場所がいったいどこなのかきいてみた。 ”ところで、ここはどこなの” ”現在の場所は、タイ東北部のサコンナコン県バーンラオ村でメコン川の近くです。” 私はまたタイにもどっていたのだ。でも、なぜホーはこんな場所にみんなを連れてきたのだろうか。 ”バオバオはどうしたんだろう。” 私はマリリンにたずねてみようと思った。 すると、私の背後から声が聞こえてきた。 ”おい、ちび、何をぶつぶつ言ってるんだ” そこには、5メートル近い身長のバオバオが立っていた。 顔がワニで下半身が人間だった。 そして、下半身はエジプトの古代の王が着るようなものを着ていた。 ”ちび、私をどこかでみたことがあると思っているんだろう。” ”エジプトの神様・・・。” ”そうだ、ちび、私はセベク神だ。” ”お父さん、何をつまらない話をしてるの、早くパヤナーク様を探さないと” マリリンがバオバオに言った。 え、お父さんって、何を言ってるんだ。 そういえば、マリリンの大きな瞳はバオバオの瞳によくにていた。 爬虫類の瞳だ、でも優しい瞳だった。

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